madam-j’s blog

フランス人の妻になった女の日記

赤い色打掛が着られなかった話  

こんにちは!

マダム ジャクリーンです。


昨年、私は結婚式を挙げました。


フランス人の夫の強い希望により
神社で和装婚をしました。


衣装は憧れの色打掛


私のなかで色打掛といえば


やっぱり赤


だったんですが、


夫に「お願いだから赤い衣装だけは結婚式で着ないでくれ」と
懇願されました。


えええー(。•́︿•̀。)


なんでよ、色打掛といえば伝統の赤なんですけど!!


”自分の結婚式の衣装だし、絶対譲れない”と思い
軽く戦闘モードに入ろうかという心持ちでした。.゚+ (。・ω・)


しかし、夫の言葉には理由がありました。


なんとフランスでは、「2回目の結婚式のときに花嫁さんは赤いドレスを着る」のだそうです。


・・・そんなルールありですか(๑¯◡¯๑)


恐るべしフランス
離婚率50%の国だしね...
(関係ないかもしれないけど)


でも!!日本式でやるのだから、
フランスのそのルールは適用外でしょ、と
少し粘りましたが夫の気持ちは変わらず


赤い色打掛は諦めることに


気を取り直して、他の色で探し
決めたのがこちら↓の色打掛です。


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ファッションに厳しい母にも
珍しく褒められたし


自分でもとっても気に入っていたので


よいのが見つかってよかったですが


それにしても
2回目の結婚式用のドレスの色があることには驚きました。


文化の違いって面白いですね。

 


余談
この色打掛、鳳凰やお花の絵柄はすべて刺繍で
内側の白装束の着物と合わせると
総重量7キロでございました。


お色直しはしなかったので、
7キロを9時間着てました。


結婚式当日は34度の真夏日


神社には空調がなく


暑くて重くて、倒れるかと本気で思いました。


もし和装婚をご検討される場合は


夏はやめといたほうがよいです。


マダム ジャクリーンでした!